iPadやWindowsを搭載したパソコン、ヘッドマウントディスプレーなどで情報を共有できる(資料:オートデスク)
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BIMデータをリアルタイムコンテンツで閲覧できる(資料:オートデスク)
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 オートデスクは、クラウドサービス「Autodesk LIVE」を2016年9月に発売した。

 同社のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフト「Revit」で作成した設計データのファイルを簡単な操作で3次元(3D)インタラクティブコンテンツ用に変換して活用することができる。仮想現実(VR)用のヘッドマウントディスプレーも利用できる。

 Revitからデータをクラウド上にアップロードするだけで、3Dインタラクティブコンテンツを自動作成する。無償で提供される「LIVE Viewer」アプリを使えば、誰でも米アップルのタブレット(多機能携帯端末)「iPad」や米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「Windows」を搭載したパソコンにダウンロードして閲覧することができる。クラウドで処理したデータを最新のヘッドマウントディスプレーに直接接続することも可能だ。

 BIMソフトで作成したデータを一般の人でも利用できるように変換するには、データの軽量化、様々な形式でつくられた外部ファイルの最適化、ユーザーインターフェースの組み込みなど、膨大な作業が必要になる。プログラミングなどの専門知識がないとできない工程も多く、外注すればコストも掛かる。

 「Autodesk LIVE」は、それらを簡単かつ迅速に、コストを掛けずに実現できるサービスだ。Revitへのアドインソフトとクラウドサービスの利用、ダウンロードしたデータを簡易編集できる「LIVE Editor(Windows版のみ)」、「LIVE Viewer」で構成している。

 施工現場で、意匠や構造、建築部品の詳細などのデータを関係者やクライアントがリアルなビジュアルイメージで確認できる。コンペや、住宅販売のためのツールとしても利用可能だ。

 Revitシリーズ2014バージョン以降に対応している。

 使用料は、1カ月5000円(税別)。

※下の「詳細資料をダウンロード」をクリックすると、「Autodesk LIVE」の特長などを無料でご覧いただけます。

問い合わせ先:オートデスク
URL : http://www.autodesk.co.jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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