3Dモデルと2D図面を統合管理できる(資料:オートデスク)
3Dモデルと2D図面を統合管理できる(資料:オートデスク)
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問題点や修正を依頼したいところを指摘しコメントを書き込むこともできる(資料:オートデスク)
問題点や修正を依頼したいところを指摘しコメントを書き込むこともできる(資料:オートデスク)
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 オートデスクは、クラウドサービス「BIM 360 Docs」を2016年9月に発売した。同社のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフト「Revit」が操作できないプロジェクトメンバーでも、2次元(2D)または3次元(3D)のデータや、設計図書の閲覧、管理、保存、マークアップ(朱書き)などの作業に関わることができるようになる。

 建設プロジェクトでコミュニケーションを円滑にし、効率的に仕事を進めるためには情報の迅速な共有が不可欠だ。Revitは、3Dのモデリングデータ、2Dの設計図面、テキスト、建築部品のリストなどを一つのファイルに納めており、更新したデータは速やかにアップロードされる。

 ただ、こうした情報を共有できるのは、これまでRevitを操作できるメンバーに限られていた。「BIM 360 Docs」は、クラウドを活用することでRevitのファイルにあるデータをウェブブラウザーや米アップルのタブレット(多機能携帯端末)「iPad」などでも閲覧することを可能にしたサービスだ。

 情報を見るだけでなく、図面上にマークアップ(朱書き)したり、コメントを入れて問題点を指摘したりすることもできる。図面のバージョン管理機能を使えば、古い図面と新しい図面を重ね合わせることで、どの部分がいつ修正されたのかを確認することも可能になる。

 招待された人は誰でもサイトにアクセスできるが、データ共有のために使用するiPadなどのデバイスにセキュリティーキーを付けてアクセスを制限できる。権限設定はもちろん、ダウンロードを防ぐために第三者に閲覧だけを許可する特殊フォルダも用意している。全てのログを記録し、参照記録も残る。

 価格は、個別案件ごとの見積もりとなる。

※下の「詳細資料をダウンロード」をクリックすると、「BIM 360 Docs」の特長などを無料でご覧いただけます。

問い合わせ先:オートデスク
URL : http://www.autodesk.co.jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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