アイフォーコムは、作業者が身に付けたセンサーとスマートフォン(スマホ)でそれぞれの作業現場の温度や湿度などのデータを収集し、熱中症予防につなげる「作業者みまもりサービス」を2017年6月から開始した。
作業者は、現場付近の温度や湿度と、自らの動きの加速度を計測する一体型センサーを身に付ける。センサーが収集したデータは、位置情報と共にスマホを通じてクラウドサーバーに送られる。
温度、湿度データをもとに熱中症リスクを事前に判断するための暑さ指数(WBGT)を、作業者ごとに算出する。また、作業者の体の傾きや動きは加速度の数値で示す。現場監督や安全管理者は、スマホやパソコンの画面でそれぞれの作業者の位置と状況を常に把握することができる。
熱中症の危険がある場合や、加速度の急激な変化で作業者が転倒した可能性がある時には、警報を通知する。作業者が返信して問題がない場合には警報を解除する。救援が必要な場合には現場管理者が速やかに対応することができる。
夏場の屋外作業の他、工場内でも溶接など高温を伴う作業現場の熱中症対策に活用できる。オプションとして、作業者の脈拍を測るセンサーも用意している。
価格(税別)は、初期費用が20万円、月額基本料金が4980円(回線、サーバー利用料を含む)。
問い合わせ先:アイフォーコム
電話:045-412-3010
URL:http://www.iforcom.jp/
※下の「詳細資料をダウンロード」をクリックすると、「作業者みまもりサービス」の基本システムや商品構成などを無料でご覧いただけます。
※無料で本資料の全文をご覧いただけます