1ユニット型センサ(資料:技研トラステム)
1ユニット型センサ(資料:技研トラステム)
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 技研トラステムは、人の出入りを高い精度でカウントできる客数情報システム「パッサーネットV」シリーズの出荷を2015年9月初旬から開始する。

 高速・高精度の認識処理技術によって人の形状を立体的に把握、追跡し計数情報を提供する。立ち止まりや、引き返しなどの複雑な動きにも対応しており、店舗などへの人の出入りの人数を高い精度で得ることができる。

 通信機能を強化し、遠隔地やグループ全体のデータの閲覧や分析もいつでもできるようになった。各店舗に集計装置や集計用パソコンを設置することは不要で、本部サーバーまたはクラウドサーバーで一括集計ができる。

 人の形状を認識・カウントするカメラ部と画像やデータの解析・集計を行うプロセッサーが一体になったタイプ「1ユニット型センサ」と、分離したタイプ「セパレート型センサ」の2種類をラインアップしている。

 1ユニット型センサはEthernetの通信ケーブルを利用して電力を供給するPoEに対応しているので、デバイス周りの電源コンセントが不要となり、設置時のレイアウトの自由度が増す。セパレート型センサは、カメラ部を同社の埋め込み型カメラ、露出型カメラ、屋外カメラの中から設置環境に合わせて選択できる。また従来の機器との互換性があるので、工事費や導入コストを削減できる。

 システム販売なので、価格は機器・ソフトの構成によって見積もりする。システム最小構成価格は45万円(工事費別)から。

問い合わせ先:技研トラステム
電話:075-646-5520
URL:http://www.trastem.co.jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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