蓄電池ユニット(資料:京セラ)
蓄電池ユニット(資料:京セラ)
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 京セラは、人工知能(AI)を搭載した同社のHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)「ナビフィッツ」と連携可能な「リチウムイオン蓄電システムEGS-ML0650」の販売を2017年8月1日に開始した。

 「ナビフィッツ」のAI制御(おまかせ運転モード)と連携させると、天気予測データに基づく太陽光発電量、生活パターンに基づく電力消費量をそれぞれ予測し、効率的な運転プランを選択して蓄電システムの充放電を自動制御する。

 AIが生活パターンを学習してデータを蓄積し、どの時間帯にどれだけ電力が必要かを予測する。それを元に、余剰電力を充電するか売電するか、どの時間帯に蓄電池から放電するかなどを判断し、蓄電システムをコントロールする。単価の高い昼間の時間帯の電力購入を減らしたり、自家発電した電気をより効率的に自家消費したりするなどして、電気料金の削減につなげる。

 蓄電容量は6.5kWh。蓄電池ユニットの外形寸法は、幅452×高さ656×奥行き120mmとコンパクトで、重さも約52kgと軽量だ。屋内、屋外のどちらにも設置できる。使用するにはパワーコンディショナー、DC/DCコンバータ、計測・操作ユニットが別途必要。

 希望小売価格(税別)は、屋外用が270万円。

問い合わせ先:京セラ
電話:075-604-3493
URL:http://www.kyocera.co.jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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