Revit2017(資料:オートデスク)
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BIM/CIMの各種ソフトとクラウドサービスを組み合わせたパッケージ(資料:オートデスク)
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 オートデスクは、意匠、構造、設備の全ての設計に対応できるBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフト「Revit2017」に、各種ソフトを組み合わせたパッケージ「Architecture,Engineering&Construction Collection(AECコレクション)」を2016年8月にリリースした。

 意匠設計向け、構造設計向け、設備設計向けにそれぞれ分けて提供していたアプリケーションを統合した。設計の意図をわかりやすく表示する3Dのビジュアライゼーション機能が進化したことに加え、機械、電気、配管などのシステム設計の正確性や、工数、資材の量などの施工性の検討、予算管理の機能などが向上し、各要素の関連付けもより素早く効率的にできるようになった。

 一例を挙げれば、Revit2017では鉄骨のジョイント部分の詳細図を作成することが可能になった。配筋を傾斜面に沿って並べて表現できるようになり、重なりやボルトの位置、数なども正確に示すことができる。

 モデルから自動生成される集計表の機能も向上した。集計表内のパラメーターを結合して一つのセルに複数の値を表示することで、プロジェクトのどの段階でもドキュメントをより正確に作成することができるようになった。

 レンダリングに関しても細かい設定をする必要がなくなった。ビジュアライゼーションエンジンであるRaytracerが、照明やマテリアル、反射光などに基づいて最適化した高精度なビジュアルを素早く作成する。

 AutoCADや熱負荷計算ソフトなど、国内で広く使用されているソフトとダイレクトに連携しており、日本の設計仕様に合わせた表現に対応できるのもRevit 2017の強みだ。またクラウドサービスA360を利用すれば、ハードウェアに負担をかけることなくレンダリングや性能解析を行うことができる。

 使用料金(税込み)は、Revit2017単体の1年間のサブスクリプションは32万9400円、AECコレクションは44万2800円。

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問い合わせ先:オートデスク
URL : http://www.autodesk.co.jp/

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