ポールに取り付けるので施工が簡単だ(資料:オプテックス)
ポールに取り付けるので施工が簡単だ(資料:オプテックス)
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 オプテックスは、地中にループコイルを埋設せずに済むコインパーキング向け車両検知センサー「ViiK Gate(ビークゲート)」を2016年4月15日に発売した。

 無人駐車場では車の出入りを管理するためのセンサーが必要だ。現在の主流は、電線をループ状に巻き、地中に埋設するループコイル。車両の金属部分による信号変化を利用して車両の有無を検知し、駐車券の発行やゲートバーの開閉などに使用する。

 だが、ループコイルの設置には地面を掘り起こす作業が必要で、アスファルト舗装や配線など大掛かりな工事を伴う。設置ミスや車両の圧力で電線が断線した場合には、再び地面を掘り返さなくてはならなくなり、メンテナンスにコストや手間がかかる。遊休地を活用することの多いコインパーキングタイプの駐車場は2年契約が多く、施工や撤去に時間を要するループコイルを敬遠する動きも最近では見受けられる。

 ViiK Gateは、埋設不要でポールに設置するので、従来、約6日間要した工期を半分の3日間に削減できる。検知方法はマイクロ波(電波)と超音波のコンビネーション方式を採用する。ループコイルのように金属を検知する方法ではないため、近年増加しつつある、金属構成比が低い炭素繊維強化プラスチックを車体の主材料に使用した車でも確実に検知できる。

 屋内外にあるポールに取り付ける。設置高さは500〜600mm(路面と本体下面の距離)。質量は約770g。

 オープン価格。

問い合わせ先:オプテックス
電話:03-3344-5771
URL : http://www.optex.co.jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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