分電盤や配電盤での使用イメージ(資料:ヒロセ電機)
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サイズは3種類。左からD150、D250、D400(資料:ヒロセ電機)
サイズは3種類。左からD150、D250、D400(資料:ヒロセ電機)
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ネジを不要にすることで、電気設備機器の火災リスクを大幅に低減できる。他のメリットについては、下の「詳細資料をダウンロード」をクリック(資料:ヒロセ電機)
ネジを不要にすることで、電気設備機器の火災リスクを大幅に低減できる。他のメリットについては、下の「詳細資料をダウンロード」をクリック(資料:ヒロセ電機)
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 ヒロセ電機は、ネジを使わずに配電盤や分電盤などとケーブルをつなぐことができるコネクター「EF2シリーズ」を2017年1月から販売している。

 通常、ケーブルと配電盤や分電盤をつなぐにはケーブルの先端をネジで止める端子台を用いる。そして適切に電流を流すために、ネジの締め具合を調整するトルク管理が必要となる。また、時間経過に伴うネジの緩みをチェックする必要もある。発火事故の多くはネジの緩みなどによって生じるからだ。そうした作業を担当する電気主任技術者は近年、人手不足が顕著になっている。

 「EF2シリーズ」は端子台と代替できる電源中継用コネクターだ。先端に汎用の裸圧着端子を付けたケーブルを差し込むだけで、配電盤や分電盤などとつなぐことができる。ワンアクションでロックがかかり、接続が完了する。ネジを締める技術は不要で、誰が作業してもばらつきのない接続を実現できる。施工時間も短縮できる。

 ネジの緩みを心配する必要がないので、保守点検作業の手間とコストを大幅に削減することが可能になる。定期点検だけでは対応できない、ネジの不具合が引き起こす突発事故も防げる。

 D150、D250、D400の3種類があり、適合するケーブルは22〜200mm2。定格電流は94~175A(D150)、310A(D250)、400A(D400)。大電流ケーブルの接続が必要な工場やビルなどに適している。

 価格は要問い合わせ。

※下の「詳細資料をダウンロード」をクリックすると、「EF2シリーズ」の特長や導入のメリットなどを無料でご覧いただけます。

問い合わせ先:ヒロセ電機
URL:https://www.hirose.com/jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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