60~75mmの隙間に対応する(資料:フクビ化学工業)
60~75mmの隙間に対応する(資料:フクビ化学工業)
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 フクビ化学工業は、天井と壁との隙間を意匠的にカバーする耐震天井向け見切り材「アルミクリアランス見切」を2016年2月1日に発売した。

 国土交通省告示771号では、震災時の天井脱落防止対策として、特定天井(6mを超える高さにある200m2を超える面積の吊り天井)の基準は、地震時の揺れによる天井と壁との衝突を防ぐため、「天井構成部材と壁、柱との間に6㎝以上の隙間を設ける」こととしている。

 天井構成部材と壁に隙間を設けることによって、天井裏の冷暖気や設備機器などの騒音が室内に流入したり、天井下地、配線、配管などが室内から見えたりするといった問題が生じることがある。「クリアランス見切」は、この6cmの隙間を機能的かつ意匠的にカバーする。天井を傷つけることなく、地震時の天井の揺れを逃がすことができる。

 天井材の設置後でも取り付けが可能。取り付け位置がわかりやすいため、墨出しをしなくても施工できる。

 耐熱性や不燃性に優れたアルミ製なので、天井付近が高温になる場所にも適している。

 価格は税別で、シルバーが4000円/セット、ホワイトが5300円/セット(それぞれ規格2000mm見切1本+ジョイントプレート1枚)。別売りで出隅、入隅、エンドキャップ、ジョイントプレートがある。

問い合わせ先:フクビ化学工業
電話:0800-919-2911
URL: http://www.fukuvi.co.jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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