間接照明にダウンライトを組み合わせたマンション用のデラックス天井も新たにラインアップした(資料:東芝エレベータ)
間接照明にダウンライトを組み合わせたマンション用のデラックス天井も新たにラインアップした(資料:東芝エレベータ)
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 東芝エレベータは、安全性や快適性を高める新機能を拡充したマシンルームレスエレベーター「SPACEL-GRII(スペーセル・ジーアール・ツー)」を2016年1月15日に発売した。

 乗り降りの際、かご室と乗り場の隙間を塞ぐ「しきい間すきまレス」機能を実現。隙間に鍵やカードなどを落とす心配を減らした。

 操作盤には広角ミラーを埋め込んでおり、乗り合わせた人の行動を振り向かずにさりげなく把握できる。見知らぬ人と一緒になった場合の不安感を和らげるとともに、降りる人への気配りもしやすくなる。乗り場の三方枠にも広角ミラーを埋め込んでいるので、かご内からでも乗り場付近の様子が見渡せ、乗り遅れなどによる挟まれ事故を防止できる。

 また画像解析技術により、エレベーターに近づく人がエレベーターに乗りたい人なのか、通り過ぎる人なのかを自動的に判断・判別してドアの開閉を行う機能「スマートドア」を採用。利用者の動きや動線を的確に把握して開閉することで、ドア周辺の挟まれ事故を防止し、無駄な停車時間を減らして運転効率が向上する。

 日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語での運行状況表示や、非常時の際のピクトグラム(イラスト)表示など、外国人の利用者にも配慮した「ユニバーサルガイド」も備えている。

 販売価格は、住宅用・定員9人・速度60m/min・停止階床8カ所の場合で、約1800万円。

問い合わせ先:東芝エレベータ
電話:03-5718-0377
URL:http://www.toshiba-elevator.co.jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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