スプリネックス ミニCPW13094(資料:モリタ宮田工業)
スプリネックス ミニCPW13094(資料:モリタ宮田工業)
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スプリネックス ミドルFSSM013H(資料:モリタ宮田工業)
スプリネックス ミドルFSSM013H(資料:モリタ宮田工業)
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 モリタ宮田工業は、スプリンクラー設備の代替品として設置可能なパッケージ型自動消火設備「スプリネックス」シリーズのラインアップを拡充。準不燃未満の壁材に対応する「スプリネックス ミニCPW13094」と、屋外に設置し複数の部屋をカバーできる「スプリネックス ミドルFSSM013H」の販売を2017年1月20日に開始した。

 2015年4月1日、介助がなければ避難できない高齢者や障害者が多く入居する施設には、規模の大小に関わらずスプリンクラーを設置することが義務化された。既存の建物には2018年3月末までに設置することが求められている。

 「スプリネックス ミニ」は、2016年に延べ面積275m2未満の福祉施設でスプリンクラー設備の代替として設置することが認められた。今回、ラインアップに加えた「CPW13094」は、準不燃未満(木質材料など)の壁材に対応するため、水の4倍の消火性能を持つ消火薬剤の容量を、標準タイプの倍以上である36リットルに増量している。各部屋に設置するタイプで、述べ面積130m2未満の部屋数の少ない小規模施設に向いている。

 10部屋以上あり、述べ面積が130〜275m2程度の施設に適するのが、「スプリネックス ミドルFSSM013H」だ。消火薬剤を貯蔵した本体は屋外に設置し、各部屋には感知器と放出口を設置する。火災を感知した部屋の選択弁が開き、消火薬剤を放出する仕組みだ。

 いずれも大がかりな配管工事や電源工事が必要なく、短時間で設置可能だ。ラインアップが拡大したことで、設置場所の面積に応じた「スプリネックス」を選択する幅が広がった。

 販売価格は「スプリネックス ミニCPW13094」が58万円(税・工事費別)、「スプリネックス ミドルFSSM013H」については要相談。

問い合わせ先:モリタ宮田工業
電話:0467-85-1210
URL : http://www.moritamiyata.com/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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