機器本体には緑色に点灯する充電モニターが付いている(資料:パナソニック)
機器本体には緑色に点灯する充電モニターが付いている(資料:パナソニック)
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リモコンは別売り(資料:パナソニック)
リモコンは別売り(資料:パナソニック)
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 パナソニックは、リモコンの自己点検機能により、点検作業の効率が大幅にアップしたLED非常用照明器具を2016年3月に発売する。

 従来機器の点検では、機器本体の点検スイッチ部分を操作して、30分間点灯しているかをその場で確認する必要があった(定格時間が30分の場合。定格時間とは連続使用可能時間のことをいう)。今回の製品は、別売りのリモコンの点検スイッチを押し、定格時間の非常点灯を確認した後、機器本体の充電モニターで蓄電池の容量確認が簡単にできる。

 これまで点検のために脚立の持ち運びなどが必要だったが、リモコン自己点検機能によって、その手間はなくなり、最高16mまでの高天井の点検が可能となった。

 同社従来品で、同じ非常用照明器具(リモコン自己点検機能付タイプ)のハロゲン電球とコストを比べた場合、導入時には1万4600円(本体の価格差)、4~6年後に蓄電池を1回交換して2万5500円(交換蓄電池の価格差)の削減になる。

 従来のハロゲン電球非常用照明器具やLED非常用照明器具専用型と同じピッチ(器具と器具の間隔)で設置できるので、器具交換だけでLED非常用照明器具専用型リモコン自己点検機能付タイプへ簡単にリニューアルすることができる。

 希望小売価格は、3万300円~7万3000円。リモコンは別売りで9000円。共に税別。

問い合わせ先:パナソニック
電話:0120-878-365
URL: http://www.panasonic.com/

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