アイジー工業は、芯材に発泡剤HFO(ハイドロフルオロレフィン)を採用した金属サイディング「SF-ガルスパンJ 」を2017年1月1日に発売した。
従来品の「ガルスパンNEO-Jフッ素」をノンフロン化した。これまで芯材の発泡剤として使用してきたHFC(ハイドロフルオロカーボン)をHFOに変更した。
代替フロンの一種であるHFCはオゾン層破壊係数はゼロだが、地球温暖化につながる温室効果係数が高い。不燃性能を確保する目的で使用してきたが、今回、温暖化係数の低いHFOを使って準不燃性能を実現するノンフロン樹脂芯材に切り替えた。
表面材は、耐候性と高い日射反射率を備えた遮熱性フッ素樹脂塗装ガルバ鋼板。紫外線による変色や退色に強く、高い耐食性を持つ。また日射による表面温度の上昇を抑制し、屋内への熱の侵入を低減する。
色はFシャンパンメタリック、Fグランブルー、Fオータムレッドなど全12色。
設計価格(税別)は、標準品(働き幅396×長さ3000mmまたは4000mm)の場合、5400円/m2。
問い合わせ先:アイジー工業
電話:0237-43-1810
URL:https://www.igkogyo.co.jp/
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