施工例(資料:ナカ工業)
施工例(資料:ナカ工業)
[画像のクリックで拡大表示]
光の流れで最寄りの出口に誘導する(資料:ナカ工業)
光の流れで最寄りの出口に誘導する(資料:ナカ工業)
[画像のクリックで拡大表示]

 ナカ工業は、発光ダイオード(LED)のフラッシング(点滅)で光の流れをつくり、人を意図した方向に誘導する「スマートガイド」をパナソニックおよびアンテックと共同開発し、2016年12月1日から販売を開始した。

 壁に取り付けた手すりや天井、床などに設置できる。炎センサーと組み合わせた場合、通常は照明として利用しているLEDモジュールが火災発生の通信をコントローラー経由で受けると、最寄りの出口の方向に向かってフラッシングして人を避難誘導する。煙が充満した状態でも光の動きは視認できる。

 コントローラーとパソコンをLANケーブルでつなぐことで、目的に合わせたフラッシングのパターンをプログラミングすることが可能だ。壁に設置したサイネージと連動させ、画像で情報を提供しながらより視覚的に避難する方向を示すこともできる。避難誘導だけでなく、コンサートやイベント会場などで観客を効率的に出口に導いたり、施設閉館時の出口への誘導など幅広く活用できる。

 参考価格(税別)は、手すり照明に組み込んだ場合で5万7200円/mから(材料費、設計工事込み)。

問い合わせ先:ナカ工業
電話:048-960-0381
URL:http://www.naka-kogyo.co.jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

詳細資料をダウンロード