2017年がもう間もなく終わろうとしている。住宅業界、そして、読者の皆さんにとって、17年はどのような年だっただろうか。日経ホームビルダーでは、今年報じた記事の中から、住宅業界に関連する重大ニュースをピックアップ。3回にわたってキーワードと関連記事を紹介する。第1回は「品質崩壊」を紹介した。第2回は「住宅火災」についてまとめた。
大火で明けた2017年
2016年12月22日、新潟県糸魚川市で約140棟が焼ける「糸魚川大火」が発生した。17年の年明け早々の住宅ニュースは、この大火から始まったといえる。
小さなラーメン店で発生した火災は瞬く間に広がった。木造建築物が密集した地域だったことと、毎秒20mを超える風がほぼ1日吹いていたことなどが影響した。
日経ホームビルダーではこの火災を受けて、住宅の防火対策などについて識者の見解をまとめた。
- 【ニュース記事】 ★無料公開中
▽木密地域の糸魚川大火が投じた“防火改修”の必要性 - 【ニュース記事】 ★特別公開12月28日まで
▽“裸の木造”と飛び火が助長か、識者が見た糸魚川大火
- 【特集記事】糸魚川大火からの教訓 ★HB定期購読者限定
- ▽屋根への飛び火 延焼は大丈夫?
- ▽木現わしで一歩先行く防火も提案