旅のメモ・タイの交通事情

 旅に役立つタイの交通事情を紹介しておこう。

 タイへは日本の主要空港から飛行機(直行便)で約 6時間30分。スワンナプーム国際空港からバンコク市内へはタクシーで約1時間。エアポートレールリンクを使えば市内(マッカサン駅)まで最短15分で到着する。

旅の窓口となる、スワンナプーム国際空港。建物の設計はヘルムート・ヤーンが手掛けた(写真:日経アーキテクチュア)
旅の窓口となる、スワンナプーム国際空港。建物の設計はヘルムート・ヤーンが手掛けた(写真:日経アーキテクチュア)
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 今回の旅ではタクシーを多用したが、バンコクのタクシーは初乗り35バーツ(約105円)と安いので、だいたいの移動は数百円で済む。ただし観光客相手に不当な額を請求されることもあるため、目的地の住所を伝えて乗る前におよその運賃を交渉しておくのがコツだ。

タクシーは事前に値段を交渉するのがベター(写真:日経アーキテクチュア)
タクシーは事前に値段を交渉するのがベター(写真:日経アーキテクチュア)
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 バンコク市内の交通手段としては、タクシーやBTSのほか、MRT(地下鉄)もある。渋滞が多いので、鉄道は有効活用したい。アソーク駅付近の中心市街地はBTSのスカイデッキが発達しており、ここを歩いているだけでも街の活気が伝わってきて楽しい。

BTSのスカイデッキを歩くのもの一興(写真:日経アーキテクチュア)
BTSのスカイデッキを歩くのもの一興(写真:日経アーキテクチュア)
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