「傾斜マンション問題」が全国に飛び火している。横浜市内のマンションで、旭化成建材による杭工事のデータ改ざんが発覚してから、杭騒動は過熱する一方だ。しかし、乏しい判断材料で議論するあまり、本質を見誤っていないか。データ改ざんとマンション傾斜の因果関係は明らかではない。重大な傾斜かも不明だ。軟弱地盤での「場違い」な杭工法選択の可能性を指摘する専門家もいる。建設業界のあしき体質が露呈したのは間違いない。問題解決に向けた冷静な議論が必要だ。
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