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秀光ビルドに「文春砲」の波紋、社長に独占取材

2017/04/21

日経ホームビルダー

週刊文春に「急成長『格安一戸建て業者』は欠陥だらけ」と題する記事が掲載されたのは、3月16日のこと。秀光ビルド(石川県加賀市)が設計施工を手掛けた複数の住宅で瑕疵が見つかったことを報じる内容だった。同社の年間建設棟数は約1860棟。ここ10年で急成長を遂げたが、品質管理上の問題はなかったのか。同社の本間航也社長が、日経ホームビルダーのインタビューに応じた。
(聞き手は、日経ホームビルダー編集委員、小谷 宏志)

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インタビューに答える秀光ビルドの本間航也社長。全社的な品質改善に取り組むため、10段階の第三者検査を受ける方針を表明。4月1日から始めた(写真:日経ホームビルダー)

――今回の週刊文春の記事をどのように受け止めているのか。

本間社長(以下、本間):記事では、当社が建築する全ての建物に問題があるかのような印象を与えているが、それは事実に反している。

 また、ローコスト住宅全般に対して「安かろう悪かろう」という先入観を一般消費者に与えかねない記述も見受けられる。これは、当社だけでなく、多くの住宅会社が日夜取り組んでいる「品質の良いローコスト住宅を提供する」という努力を全否定しかねない見方であり、遺憾と言わざるを得ない。

 ただ、当社の現場の施工体制に、反省すべき点があったのは事実だ。本来、われわれ住宅会社は、100%の物件で品質基準を満たすべきであり、たとえ1%の物件であっても施工不良は許されない。常に100%の合格率を達成するには、個々の現場監督の力量だけでなく、会社全体のシステムづくりが必要だ。

――具体的にどのような施策を実行するのか。

本間:ハウスジーメンと家守りホールディングスの2社と契約を結び、当社が設計施工する全ての新築住宅において10段階の第三者検査を実施してもらうことにした。この体制は、既に4月1日からスタートさせている。

 お客様(建て主)は、ウェブ上でIDとパスワードを入力すれば、検査がどこまで進んでいるかを確認することができる。施工品質の「見える化」を進めるのが目的だ。

 お客様の支払いも、第三者検査と連動させる。基礎工事の配筋検査に合格したところで請負金額の2割、建て方工事の金物検査が終わったところで3割、外壁の仕上がり検査時に2割、建物完了検査の合格時に3割をいただく。検査に合格した部分から、随時お客様に引き渡す考え方だ。このシステムが定着すれば、施工不良のリスクは格段に減る。

 ちなみに、竣工後の検査についても、半年後、1年後、2年後、5年後の定期点検を家守りホールディングスが実施し、9年後の定期点検をハウスジーメンが担当する。そのうえで、最長20年の住宅瑕疵担保責任保険を導入する。

小谷 宏志日経ホームビルダー

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