変貌する虎ノ門エリア

 虎ノ門エリアは、国家戦略特区の指定や2020年東京五輪の開催を追い風として、複数の再開発が相次いでいる。ホテルオークラ東京本館の建て替え、虎ノ門病院の建て替えである虎ノ門二丁目地区再開発、虎ノ門トラストシティワールドゲートの建築など、大規模プロジェクトが目白押しだ。

 森ビルは22年度以降、虎ノ門ヒルズステーションタワーのほか、虎ノ門・麻布台地区再開発プロジェクト、六本木5丁目地区再開発プロジェクトなどを進める予定だ。辻社長は、「今後10年間で、10程度の大規模プロジェクトを完成させる予定だ。すべてを完成させると、総事業費は1兆円を超える規模となる」と語った。

フォトセッションの様子。辻慎吾社長の前にあるのが、プロジェクトの模型だ(写真:日経アーキテクチュア)
フォトセッションの様子。辻慎吾社長の前にあるのが、プロジェクトの模型だ(写真:日経アーキテクチュア)
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