沿道開発のモデル事業

 森ビルはこのほか、新橋と虎ノ門を結ぶ「新虎通り」の沿道で進める新橋29森ビルの再開発プロジェクトの詳細も明らかにした。小割りのインキュベーションオフィスやイベントスペースを設け、ベンチャー、メディア、クリエイティブ系企業を誘致する考え。新虎通り沿道の開発は敷地統合や街区再編なども視野に入れることが求められており、同社はこのプロジェクトを「沿道開発のモデル事業」として位置づけている。

新橋29森ビル再開発プロジェクトの外観イメージ(資料:森ビル)
新橋29森ビル再開発プロジェクトの外観イメージ(資料:森ビル)
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 建設するビルは、地下1階、地上15階の鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造。事業者は森ビル・大林新星和不動産。設計・施工は大林組が担当している。16年7月に着工し、18年9月に竣工する予定だ。

整備完了後の新虎通りのイメージ(資料:森ビル)
整備完了後の新虎通りのイメージ(資料:森ビル)
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