「働き方改革」を筆頭に、2017年の建築界は新たな仕組みづくりが本格化した年だった。2018年もこうした動きが加速しそうだ。エネルギー、防災、空き家対策、インバウンド対策…。社会問題を解決する新技術やビジネスも次々に登場している。「五輪後」の2020年代、建築・都市は何が変化しているのか。生き抜くために何が必要か――。建築実務者として知っておきたい100のキーワードを、今号と次号で先取り解説する。今号は「働き方」「技術・デザイン」「ビジネス」の近未来を占う75のキーワードを取り上げる。
目次
働き方が変わる
- テーマ1.「生産性革命」
建設現場で進むデジタル競争 - テーマ2.「建築産業・法制度」
「働き方改革」待ったなし
技術・デザインが変わる
- テーマ3.「意匠・計画」
混沌を混沌のまま生かす - テーマ4.「新素材」
ハイテク素材で高まる自由度 - テーマ5.「環境・エネルギー」
建築の未来は「健康」が導く - テーマ6.「防災・減災」
安全を瞬時に「見える化」
ビジネスが変わる
- テーマ7.「ストック再生」
空き家ビジネスが急成長 - テーマ8.「インバウンド」
迫る!宿泊ビッグバン - テーマ9.「スタートアップ」
常識壊す新しい建築の芽