急増する訪日外国人旅行者。多様化する宿泊ニーズを取り込もうと、宿泊施設の開発競争が白熱してきた。2016年度は宿泊業用建築物の全国着工床面積が18年ぶりに200万m2を突破。17年6月には住宅宿泊事業法、いわゆる民泊新法が成立し、全国的に民泊が解禁される日も迫る。この大競争を生き残るには、“体験”で旅行者の心をつかむ施設デザインがカギとなる。
目次
Part1 Airbnbが挑む地域再生 “黒船”が示す民泊の未来Part2 宿泊デザインの新潮流 ディープな日本体験で差別化
Part3 宿泊施設の開発動向 訪日客の「コト消費」を狙え