2020年に向けた建設ラッシュが続くなか、BIMの導入が加速している。3次元のモデルに、建物の仕様や性能情報を盛り込むBIMは、設計や施工検証の前倒しで、作業の平準化を図ることができる。例えば施工では、手戻り作業がなくなり、働き方改革にも通じる。BIMに無関心では、新たな生産プロセスからはじき出される可能性もある。海外の先進事例を皮切りに、AI(人工知能)も視野にBIMの使い方を見定めつつある国内の設計事務所や建設会社の取り組みから、BIMとの付き合い方を探った。
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