「建築物の計画にあたっては、円滑な物流の確保の観点から設計・運用を行うことが、必ずしも意識されてこなかった」─。国土交通省は3月29日、物流を考慮した建築物の設計・運用に関する手引きを公表した。基本構想時から物流計画を織り込む際の検討フローやチェックリストなどを示した。手引きの活用によって、周辺道路の円滑な交通、物流事業者の配送頻度の低減、搬入出に掛ける時間短縮といった効果を狙う。
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