熊本地震で建物被害が集中した熊本県益城町の中心部で、日本建築学会が実施した悉皆(しっかい)調査の新情報が公開された。建築基準法の現行基準(2000年基準)で建てられた木造242棟のうち、倒壊が7棟(2.9%)、大破が10棟(4.1%)あった。5月14日の速報では、確認中を含めて倒壊が最大9棟、大破(14日は全壊と表示)が最大8棟としていたので、大破が増えたことになる。

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