基礎のひび割れには「許容されるもの」と「されないもの」がある。建て主に丁寧に説明すれば、それを分かってもらえるはず──。これが従来の住宅業界の常識だった。しかし、最近はヘアクラック(微細なひび割れ)さえ許さない建て主が増えている。このため従来の説明路線から転換、多くの企業がヘアクラック対策に取り組み始めた。その動きは、大手から中小の住宅会社へと着実に広がっている。
目次
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Part 1 潜むトラブル
完成翌月に深刻なひび割れ -
Part 2 広がる取り組み
中小もヘアクラック対策に本腰 -
Part 3 常識覆す新知見
骨材が乾燥ひび割れを左右
ひび割れはここまで許される
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弾性塗料の施工法を詳説