築5年を過ぎたら、シーリングの打ち替えを検討する――。そんなこれまでの常識を、建て主が許さなくなっている。外壁塗装の更新は15年、20年と延びているのに、シーリングはその半分以下。これでは別の時機に改修しなければならず、建て主の負担は増すばかりだ。塗装とセットで更新するには、シーリングも「耐用年数20年」が求められる。工事費が多少割高でも更新時機が延びれば、建て主の利益につながる。「安値受注→手抜き→頻繁な打ち替え」の悪循環を断ち切るには、建て主にシーリングの重要性を説き、施工品質を高める努力が不可欠だ。
目次
- Part1 すご腕の技
10倍の手間を惜しまず改修 - Part2 受注戦略
品質を高め相場の倍額受注 - Part3 最新の研究成果
目標は「外壁並みの長寿命」 - 達人のすご技を公開
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