2016年4月に発生した熊本地震で、大阪大学大学院工学研究科の秦吉弥准教授(当時は助教)が熊本県益城町で観測したとして発表した地震動のデータに、捏造(ねつぞう)疑惑が出ている。気象庁計測震度が史上最大とみられる6.9を記録したデータも含まれる。土木学会に17年9月下旬、観測データが不自然だとする匿名の通報が寄せられた。
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