日経ホームビルダーと日経アーキテクチュアは共同で、「採用したい建材・設備メーカーランキング2016」を実施した。家づくりのプロである、工務店や設計者などが、自らの経験を基に、建材・設備メーカーを評価したものだ。

 調査は、両誌の読者と建築・住宅の総合サイト「日経アーキテクチュア・ウェブ」の会員を対象に実施。計3万7192人を無作為抽出してインターネットで回答を受け付けた。有効回答数は2812件。日経アーキテクチュアでは、そのうち「工務店」と「住宅メーカー」に勤務する専門家による925件の回答を集計した。

 専門家が評価したのは、戸建て住宅に関連性が高い32分野。各分野で製品を販売する建材・設備のメーカーについて回答してもらった。

 ランキングは分野別に作成。評価対象となるメーカー製品の採用経験の有無を問わず「採用したい」と回答した割合で順位付けを行った。

 回答者が「採用したい」と答えたメーカーについては、その理由を「機能性」「耐久性」「省エネ性能」「デザイン」「コスト」「サポート」の6項目から選んでもらった。メーカー間の評価には適さないものの、各メーカーの強みや、専門家が製品選びで重視しているポイントが分かる。