熊本地震以来、繰り返しの地震に備える意識が高まっている。その対策の一つとして注目されているのが制振システムだ。だが、市販されている制振システムの中には「粗悪品が存在する」と識者は語る。曖昧な基準で製品を選んでいると、“効かない制振”で家づくりをしてしまいかねない。良しあしを見極めるために、システム全体、制振装置、配置・設計の三つのポイントを押さえておこう。

(イラスト:kucci)
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