下の図は、益城町内の宅地で過去に実施したスウェーデン式サウンディング(SS)試験などの地盤調査の結果だ。地盤改良を必要としない「普通の地盤」の宅地が目立つ。だが実際には、そうした宅地の周辺で、地震による大きな被害が生じた。宅地の危険性を判定する「被災宅地危険度判定」で、「立ち入りが危険」と判定された宅地は、同町内だけで982カ所もある(5月10日時点)。

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