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“賢い住宅”は繰り返される

2017/09/13

日経ホームビルダー

本格的な離陸は2020年

 様々な企業が活発に動き出しているIoT住宅だが、果たして、いつ本格的に離陸できる時期を迎えるのだろうか。

 長年、住宅のICT(情報通信技術)化を研究する大和ハウス工業総合技術研究所の吉田博之主任研究員は、「2020年頃には第4次スマートハウスブームが到来する」と予測する。

 吉田主任研究員によると、ICTのブレイクスルーを経て、ほぼ10年周期で「スマートハウス」ブームが訪れているという。

「スマートハウス」ブームは10年周期で訪れる(資料:大和ハウス工業)

 歴史を振り返ると、ICTの進歩とともに、住宅をICT化する試みは繰り返されてきた。

 筆者が記憶している中では、最初に新たな住宅のコンセプトが登場したのは1989年のこと。「TRON(トロン)電脳住宅」だ。

 東京大学の坂村健氏(現・東洋大学教授)が提唱したTRONプロジェクトの一環として、住宅のいたるところにマイクロプロセッサー(MPU)やセンサーを埋め込んで空調や照明などを自動制御しようという取り組みだった。

 実際の住宅には結びつかなかったが、この研究の成果は製品開発の応用されて、エアコンなどの自動制御技術が大きく進歩したといわれている。

 それから約10年。2001年にIT国家戦略「e-Japan戦略」がスタートすると、「IT住宅」などの名称で再び次世代の住宅が注目を集めた。高速で常時接続可能なブロードバンド(広帯域)インターネットが一気に普及したのがちょうどこの頃だ。

 さらにおよそ10年後。深刻化する地球温暖化問題に対応するため、エネルギーを制御する技術が発達。スマートメーターやHEMSを活用して、エネルギー使用を効率化する「スマートハウス」が登場したのが2011年の頃だった。

 今後、IoTやAIなどの新技術の普及が進めば、スマートハウスの次のタイミングは、およそ10年後の2020年頃になるというわけだ。

千葉 利宏=ライター日経ホームビルダー

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