目利きが薦める名著・近刊
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アラップ・小栗新氏が読む、生産変革の予言書
今こそ読むべき名著06「新建築学大系44 建築生産システム」(古川修、永井規男、江口禎著)
「まさに今こそ読むべき名著だ」と小栗新氏(アラップ日本における代表者)が言う推薦書は、「新建築学大系44 建築生産システム」。1980年代に建築生産の仕組みをさまざまな角度から分析・展望した“予言書”ともいえそうな本です。
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空間を共につくる“仕事人”の3冊
今を考える近刊05「家具でつくる本の空間」(藤江和子アトリエ著)、「安東陽子|テキスタイル・空間・建築」(安東陽子著)、「建築照明の作法」(面出薫著)
このコラムは毎週木曜日に、「今こそ読むべき名著」と「今を考える近刊」を交互に掲載します。執筆するのは本好きの建築設計者、エンジニア、建築史家、編集者、書店員など。「今を考える近刊」の第5回は、建築や住宅を中心に執筆活動を行うライターの佐野由佳氏です。建築家とともに空間をつくり上げる“仕事人”に関する…
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高橋晶子氏が読む「認識の根っこ」
今こそ読むべき名著05「生物から見た世界」(ユクスキュル、クリサート著 日高敏隆、羽田節子訳)
「今こそ読むべき名著」の第5回は、建築家の高橋晶子氏(武蔵野美術大学教授)に登場いただきます。推薦書は、建築分野ではなく生物分野の名著「生物から見た世界」。1933年に書かれた「認識の根源」を考えさせる本です。
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気付けば本流、ストック活用を後押しする3冊
今を考える近刊04「『シェア』の思想/または愛と制度と空間の関係」(西沢大良ほか著)、「プロが読み解く 増改築の法規入門」(日経アーキテクチュアほか著)、「好きなことはやらずにはいられない 吉阪隆正との対話」(アルキテクト編)
このコラムでは毎週木曜日に、「今こそ読むべき名著」と「今を考える近刊」を交互に掲載します。今回は、東京の建築専門書店「南洋堂書店」の店員、関口奈央子氏が「ストック活用」をテーマに近刊3冊を紹介します。
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日建設計・亀井社長が読む、公共空間の潜在力
今こそ読むべき名著04「街並みの美学」(芦原義信著)
現在の日本の街並みは美しいか──。今改めてそう問うのは、日建設計の亀井忠夫社長です。「今こそ読むべき名著」の第4回は、亀井社長が推薦する、建築家・芦原義信氏の著書「街並みの美学」です。
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最古にして最新、「木造」を考える3冊
今を考える近刊03「樹木と木材の図鑑 日本の有用種101」(西川栄明著)、「CONCEPTUAL日本建築」(黒沢隆著)、「日本木造遺産」(藤森照信、藤塚光政著)
「今を考える近刊」の第3回は、建築や住宅を中心に執筆・編集活動を行う佐野由佳氏です。注目を集める「木造建築」の未来を読み解くヒントとなる3冊を紹介します。
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倉方俊輔氏が読むコルビュジエの吸引力
今こそ読むべき名著03「モデュロール」(ル・コルビュジエ著、吉阪隆正訳)
「今こそ読むべき名著」の第3回は、建築史家の倉方俊輔氏(大阪市立大学准教授)に登場いただきます。推薦書は、ル・コルビュジエの著書「モデュロール」。日本語版の訳者は、コルビュジエに師事した建築家の吉阪隆正です。
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大改造にどう向き合う? 都市を観察する3冊
今を考える近刊02「トーキョー・トーテム 主観的東京ガイド」(モニーク編)、「広場」(隈研吾著)、「パブリックライフ学入門」(ヤン・ゲール、ビアギッテ・スヴァア著)
このコラムは毎週火曜日に、「今こそ読むべき名著」と「今を考える近刊」を交互に掲載します。「今を考える近刊」の第2回は、東京の建築専門書店「南洋堂書店」の店員、関口奈央子氏です。「都市を観察する」をテーマに、お薦めの3冊を紹介します。
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橋爪紳也氏が読む「超過密」論の金字塔
今こそ読むべき名著02「錯乱のニューヨーク」(レム・コールハース著)
「今こそ読むべき名著」の第2回は、「都市のにぎわい」の歴史に詳しい橋爪紳也氏(大阪府立大学教授)です。推薦書は、建築家・レム・コールハース氏の著書「錯乱のニューヨーク」。橋爪氏が学生時代に大きな影響を受けたそうです。
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あなたにとって仕事とは? 働き方を変える3冊
今を考える近刊01「まちで闘う方法論」(木下斉著)、「かがやく女性・かがやく組織 日本設計の考える環境」(建築画報365号)、「こんなにおもしろい建築士の仕事」(石井大一朗著)
新コラム「目利きが薦める名著・近刊」をスタートしました。毎週火曜に「今こそ読むべき名著」と「今を考える近刊」を交互に掲載します。今回は日経アーキテクチュア編集長が建築領域における「働き方の変化」を考える3冊を紹介します。
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五十嵐太郎推薦、名建築家が描いた戦争の影
今こそ読むべき名著01「雪あかり日記/せせらぎ日記」(谷口吉郎著)
新コラム「目利きが薦める名著・近刊」をスタートします。毎週火曜日に、「今こそ読むべき名著」と「今を考える近刊」を交互に掲載します。執筆するのは本好きの建築設計者、エンジニア、建築史家、編集者、書店員など。今読むべきお薦め本を「なぜ今か」を明らかにしつつ紹介してもらいます。「今こそ読むべき名著」の第1…