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アラップ・トータルデザインの舞台ウラ

世界初の「地下公園」構想、昼光利用で廃墟を再生

アラップ・トータルデザインの舞台ウラ(40)

2016/05/18

魅力的かつ安全な地下空間を創造することは、大都市が抱える課題の1つでもある。重要な要素の1つは「光」だ。廃墟となっていた既存地下空間を緑豊かな都市施設へと変える、太陽光反射システムを使ったニューヨークでの試みを紹介する。(菊地 雪代/アラップ)

 米国・ニューヨークで構想されている、世界初の地下公園「ロウライン(Lowline)」。建物の密集したマンハッタンの街なかの廃駅となった地下空間で植物を育てるため、太陽光を追尾する反射鏡システムなどを使って自然光を取り入れる計画だ。

 コンピューター・シミュレーションだけでは分かり得ない複雑な昼光システムをテストするため、クラウドファンディングで調達された資金によって、ジェームス・ラムゼイ(James Ramsey)がコンセプトを構想した最初の実験展示「Imagining the Lowline」を2012年に発表した。その反響は大きく、現在また新しいシステムを実装した研究施設「The Lowline Lab」が一般公開されている。

 アラップは、エンジニアとして初期の既存空間調査や実現性の分析、コストの推定などを行った。そして、今回も前回の実験に引き続き、昼光デザインのサポートをしている。

共同創案者のジェームス・ラムゼイ(James Ramsey)とダン・バラシュ(Dan Barasch)によって提案されている地下公園Lowline(資料:RAAD Studio)

 世界中の都市には、廃墟となった様々な建築物がある。産業や技術、輸送手段などの変化によって、その役割が時代にそぐわなくなり使われなくなったものだ。しかし、このような歴史的遺産は、技術革新、柔軟な発想とデザインを用いることで、新しく生まれ変わる絶好の機会をもたらす。

日経アーキテクチュア

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