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アラップ・トータルデザインの舞台ウラ

カラトラバ氏が「明日の博物館」、リオ五輪へ都市再生

アラップ・トータルデザインの舞台ウラ(37)

2016/02/19

 オリンピックを間近に控えた、ブラジル・リオデジャネイロに2015年12月、「ムゼウ・ド・アマニャ(明日の博物館)」がオープンした。特徴的な外観を持つこの建物の設計は、スペイン人建築家のサンティアゴ・カラトラバ氏による。パイナップル科の植物「アナナス」からインスパイアされた形態だという。

海側より「明日の博物館」を望む(写真:Byron Prujansky)

 リオデジャネイロでは、「ポルト・マラビーリャ」と呼ばれる、旧市街地の活性化を意図した大規模な都市プロジェクトが進められており、「明日の博物館」はその一環でもある。港湾地区であるマウアー・ピアーの3万4600m2に、この博物館以外にも水盤、庭園、サイクリングロード、レクリエーション広場などが整備されている。

海上に浮かぶ長さ70mのキャンチレバー

大きく張り出したキャンチレバーの庇。星の砂のようなオブジェは、レストランの席からも眺められる (写真:Bernard Lessa)

 「明日の博物館」はその内の約1万5000m2を占める中心的施設だ。カラトラバ氏は建物の形状について、「できる限り空気感のある、海に浮いたようなもの。例えばボート、鳥、植物のようにしたかった。だからと言って、それらをそのまま形にしたのではなく、教育施設としての将来を見据えた博物館のあるべき姿について、継続的に協議した結果として今の形になった」と語っている。

 金属の屋根のキャンチレバー部分は最長で70mを超える。安全性を担保するために風洞実験を行った。屋根に使われた金属は3800トンにも及んだ。

日経アーキテクチュア

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