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編集長が語る日経ホームビルダーの見どころ

雨漏りと室内飼育、2つの“ペット対策”

2017/08/22

日経ホームビルダー

 関東地方では、8月に入ってからぐずついた天気が続きました。暴風雨を伴うこれからの台風シーズンの気象が、とても気がかりです。近年は全国で極端な気象が増え、激しい雨が住宅や都市に大きな被害をもたらすニュースも目立つようになりました。雨漏り対策はこれまで以上に重視される可能性があります。

 だからこそ、日経ホームビルダー9月号では雨漏りに関連した特集記事を組みました。「「雨漏り続出!『パラペット』&『バルコニー』」です。雨漏りというトラブル自体は昔から存在しますが、特集で扱う雨漏りは、今こそ注目したい点を明確にしました。

日経ホームビルダー9月号の特集1「雨漏り続出!『パラペット』&『バルコニー』」(資料:日経ホームビルダー)

 それは、題名にあるとおり、「パラペット」と「バルコニー」からの雨漏り事故です。そもそも、これらの部位には誰もが手本とすべき標準的な納まりが見当たりません。その結果、施工者の都合に合わせて採用した納まりが横行。雨漏り事故を誘発しています。

 ところが近年になって、抜群の止水性能を持つ納まりが存在することが分かりました。特集記事ではそんな新しい納まりを紹介するとともに、安価に防水と通気を両立する取り組みなどを提示しています。雨漏りという致命的なトラブルを回避するうえで、ぜひとも目を通して頂きたい記事です。

 特集記事では最新の雨漏り対策の全てを伝えきれないので、もっと詳しく学びたい人に向けたセミナーも用意しています。9月29日に東京・新橋で開催する「雨漏りトラブル完全対策セミナー」です。取材を担当した記者も講師として参加。誌面では掲載できなかった、ここだけのとっておきのエピソードも紹介します。

 見た目が格好良い「軒ゼロ住宅」に対するニーズが、今の若い建て主を中心に高まっています。しかし、こうした住宅はパラペットや片流れ屋根など、雨漏りのリスクが大きな部位を抱え込んでいます。建て主の新しいデザインニーズに応えつつ、雨漏りのリスクを封じ込めるにはどうしたらよいか――。セミナーではそのノウハウを分かりやすく解説します。

 豪雨リスクへの備えという観点では、7月の九州北部での豪雨災害などを振り返り、住宅で進めるべき備えを取材した記事も9月号に掲載しました。ニュースの深層「豪雨災害が迫る住宅の変革」です。

 浸水リスクに応じて基礎高を上げる重要性を説くとともに、対策の経済性を判断するための取り組みなど、その実現に向けた動きを紹介しています。

 雨に関連した話題とは打って変わりますが、9月号にはもう1つの特集記事を盛り込みました。「失敗しないペット対応」です。都市への人口集中、少子高齢化が進む日本において、ペットの飼育場所が屋外から屋内に一段とシフトしてきた状況を踏まえて企画しました。

日経ホームビルダー9月号の特集2「失敗しないペット対応」(資料:日経ホームビルダー)

 室内飼育の増加によって、建て主からのペット対応への要望はますます強まっていきそうです。犬や猫といったペットが心地よく生活する室内空間への対応力は、住宅のつくり手にとって今後の大きな武器になるでしょう。

 特集記事では、「傷・汚れ対策」「居心地改善」「トイレ計画」「危険防止」という4つの観点で設計上の工夫などを示しています。

 パラペットからの雨漏り防止策とペットの室内飼育対応という2つ“ペット対策”を紹介した日経ホームビルダー9月号。このほかにも、「耐震性能の評価ミスで処分」や、「宅配ボックスで閉じ込め事故」といった今知っておきたい話題をニュース記事としてまとめました。

浅野 祐一日経ホームビルダー

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