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編集長が語る日経ホームビルダーの見どころ

猛暑の今こそ省エネに熱視線

2017/07/21

日経ホームビルダー

 東京では、暑い日が続いています。エアコンを多用する夏は、省エネへの関心が高まる時期でもあります。住宅における省エネは、一般には冬の重要性がより大きいのですが、猛暑襲来の今こそ、省エネの意義を考えるよい機会。この夏は省エネに関する様々なコンテンツを用意しました。

 1つ目は、日経ホームビルダー8月号の特集「省エネ窓で迷わない!」です。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の関心が高まるなか、窓の断熱性能の向上を図る取り組みが増えてきています。特集記事では、窓の性能向上の重要性を示すとともに、その選び方や発注時に注意しなければならないポイントなどを分かりやすく解説しています。

日経ホームビルダー8月号の特集「省エネ窓で迷わない!」(資料:日経ホームビルダー)

 特集で解説した注意点を1つ紹介しましょう。窓の改修時に見落とされがちな新たな弱点部についてです。どこだと思いますか?

 正解は玄関ドアです。窓を高断熱化した結果、熱貫流率が低い部分として残り、結露などのリスクが出てきます。結露のイメージが少ない玄関ドアの扱いは、窓の高断熱化を図る際に注意しておきたいポイントとなります。

 日経ホームビルダー8月号の巻頭では、6月に英国・ロンドンで起こった高層住宅の火災を受けて、住宅において断熱性能を向上するために用いられる外張り断熱工法のリスクに着目したリポート記事「外張り断熱工法の死角」も掲載しています。高層ビルだけでなく、3階建て住宅のレベルでも火災リスクとしっかりと向き合うために、知っておきたい情報をコンパクトにまとめています。

 記事中では、日本の建築基準法などの枠組みでは、火災対応が十分に行き届かない恐れがあることに着目しています。さらに、外装材を通した延焼を防ぐうえで効果的なファイヤーストップが、3階建ての住宅ではほとんど設置されていない状況なども指摘しています。

 日経ホームビルダー本誌以外にも、省エネに関連したコンテンツを用意しています。書籍「ホントは安いエコハウス」です。過去に日経ホームビルダーで連載した「脱!なんちゃって省エネ住宅」というコラムを再構成し、筆者の松尾和也氏に書き下ろしを加えてもらいました。7月25日に発行予定で、既に予約販売を実施しております。

省エネ住宅の設計を数多く手掛けてきた松尾和也氏が執筆し、7月25日に発行する書籍「ホントは安いエコハウス」(資料:日経ホームビルダー)

 書籍販売と合わせて、7月28日には東京・秋葉原で松尾和也氏が講師を務めるセミナー「実践 売れるエコハウス」を開催します。書籍に記した省エネ住宅の建設を顧客に納得してもらうためのノウハウをさらに詳しくお伝えするとともに、省エネ住宅を設計する手順を分かりやすく伝授いたします。

 日経ホームビルダー8月号と書籍「ホントは安いエコハウス」、セミナー「実践 売れるエコハウス」。日経ホームビルダーでは雑誌記事にとどまらず、書籍やリアルイベント、ウェブサイトも含めたさまざまな手法で情報を発信していきます。引き続きよろしくお願いいたします。

浅野 祐一日経ホームビルダー

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