新しい建築の鼓動2009

ヴェディオール・コンテック

http://www.vedior-contec.co.jp/

「特定派遣」制度で社員の夢をかなえ
どこでも通用するプロ人材を育成

建設業でも、特定派遣という新たな働き方が可能となった。建設分野の特定派遣に特化したヴェディオール・コンテックでは、正社員の立場でさまざまな経験が積め、職種の壁を越えた多様なキャリアの実現を支援する環境が整っている。複数の視点・思考を備えたプロの建設技術者になる近道と言える。

人材は、育成し経験を積まなければその可能性を伸ばすことはできない。一方で、どれだけその可能性を伸ばす場を提供、もしくは探すことができるのかによっても違ってくる。ヴェディオール・コンテックでは、密度の高い修学と理想的な時間配分によって人材を育成し、実践現場で様々な経験を積ませる

 建設業界は今、派遣人材の活用が新たな段階を迎えている。建設会社はこれまで建築現場の人手不足を派遣人材で補ってきた。ところが、数の確保を優先するあまり、品質を犠牲にしてきた面は否めない。

 そこで必要とされるようになったのが、高い倫理観と確かな技術を持ったプロフェッショナルな派遣人材である。

 派遣人材は大きく「登録型」と「社員型」の2つに分けられる。一般的にイメージする派遣とは、派遣会社に登録し、仕事が発生すると派遣会社との間に雇用関係が結ばれる「登録型」。もう一方の「社員型」は、派遣会社に正社員として就職する。60歳までの安定雇用が保障されるうえ、同社なら建設業の多種多様な仕事、工事現場に派遣スタッフとして参画する。いわば「安定」と「さまざまな経験」を両立できる特定派遣という制度だ。

ものづくりの原点は
現場にある

 この特定派遣という働き方に着目して2005年に設立されたのが、ヴェディオール・コンテックである。

 「私自身がゼネコンで8年間、人事業務に携わっていた。工事の施工管理から設計に移りたいと希望する社員もいたが、入社時の職種別採用がネックで異動させられない。社員の希望を優先しながら成長する、業界の常識を覆す会社をつくりたかった」と松村社長は設立の思いを語る。

市川 恭氏
技術部

 派遣先を決定する際は、現状のスキルだけでなく、「将来の夢や目標」「その実現に向け、どのような現場経験を積んでいきたいか」を重視する。ゼネコン各社の規模の異なる建築現場をはじめ、設計や積算といった豊富なプロジェクトのなかから、一人ひとりの将来につながる派遣先を本人と相談して決めていく。

 「独立して設計事務所を開設したい」という目標を持つ市川恭氏は今、大規模再開発事業の建築現場で現場監督を務めている。市川氏が受け持つのは、そのなかの高層マンションだ。現場事務所の施工管理スタッフは全体で約60人。そのうち、ゼネコン社員は6割程度、派遣が4割弱を占める

 中央大学理工学部情報工学科を2005年に卒業した市川氏は、設計の専門学校を出て、設計事務所に勤務。だが、現場の職人と接するうち、進行管理の重要性に気づいた。「図面を引くだけの建築家にはなりたくない。将来、設計意図を職人に伝えられる建築家になるには、工事現場でものづくりの原点を学ぶべきだと思った」(市川氏)

 市川氏は、建築を一生の仕事とするうえで、現場を知ることが欠かせないと、その術を模索。そして2007年6月、ヴェディオール・コンテックに入社した。猛暑のさなか、マンション工事で初の進行管理を経験。複数のなかから次に選んだのが、より大変な今の現場だった。

 工事の段取りをつけ、最盛期には数百人の職人たちに指示を出す現場監督。経験の浅い、若い現場監督が年配の職人から信頼を得るのはなかなか難しいが、市川氏は違った。「これはできない」と言われたときには、どうしたら可能になるかを考えて提案し、納得してもらいながら工事を進めた。

 「専門家である職人に虚勢を張っても意味がない。先日、ある飲み会の席で『あなたが誠実に接してくれているのがわかるので、オレたちも協力したくなる』とうれしい言葉をかけてもらった」(市川氏)

 工事現場が休みの週末は、通信教育学部建築学科の授業に通う。卒業予定の2年後には高層マンションが竣工する。二級建築士の資格を取り、同社でさらに2年の実務経験を積んだあと、一級建築士の資格取得に挑むつもりだ。

 同社では、資格取得に向けた研修・勉強会を社内で開催するほか、個人的なスクール通学に必要な時間調整や将来の独立開業もできる限りサポートする。市川氏は「多忙を理由に資格の勉強をあきらめたり、資格取得のために仕事を中断したりしないですむ環境にある。順調にいけば、30歳前後で独立できる」と未来の設計図を描いている。

あらゆるキャリアの
可能性に対応

松村 力氏
代表取締役社長

 もちろん、全員が市川氏のような人ばかりではない。さまざまな現場を経験することによって、おぼろげだった目標がはっきりしたり、入社時に描いていたキャリアの方向性が変わることもある。内勤と外勤社員の待遇は同じで、社内でのキャリアアップを望む人の希望もかなえる。社員のあらゆる可能性に対応できるのが同社の特徴だ。

 それを可能にしているのが、個人のスキル、適性、志向に合わせた多彩な教育プログラム。60段階の昇格制度を設け、年2回記入するキャリアシートと面談を通じて夢の実現を後押ししている。

 「目に見えないものを形にしていく建設とは本来、一つの視点だけではつくれない。当社で複眼思考を磨き、世界で通用するプロ人材に育ってほしい」と松村社長は建設業界を目指す人に期待を込めて語った。

会社情報

[資本金]3000万円
[売上高]4億8000万円(2007年12月期)
[社員数]120名(2008年8月現在)
[設立]2005年6月1日
[事業内容]
建設技術サービス
〔一級建築士事務所〕東京都知事登録52692
〔特定労働派遣事業〕許可番号 特 13-308735

採用情報

[採用職種]
施工管理・積算・設計
[採用実績大学]足利工業大学、金沢大学、関東学院大学、近畿大学、工学院大学、東京工業大学、東京工芸大学、東京電機大学、東京理科大学、新潟大学、日本大学、日本工業大学、八戸工業大学、福井大学、福岡大学、北海道工業大学、早稲田大学 他
[採用実績学科]建築・土木系学科
[勤務地]東京都及び近郊
[2009年入社予定数]20名
[初任給]学部卒 204,000円 専門卒 192,000円

問い合わせ先

株式会社ヴェディオール・コンテック
[部署名]人材開発部 採用担当
[住所]〒163-0632 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル32階
[電話番号]120-189-519(採用専用)
[URL]http://www.vedior-contec.co.jp/
[e-mail]hrd@vedior-contec.co.jp

▲新しい建築の鼓動2009のトップへ戻る

読者のコメント  ※[ログイン]すると全文表示、投稿・投票ができます
まだコメントがありません。下記のフォームから投稿してください。
読者の評価
この記事を:
  (75%)
  (25%)
  (0%)
内容は:
  (75%)
  (25%)
  (0%)
コメントの投稿

ログインするとコメント投稿画面を表示します。非会員の方は、右記の「ご意見投稿フォーム」からコメントを投稿できます。 →ご意見投稿フォーム

ログイン 会員登録


<<コメントに関するご注意>>

  • 投稿されたコメントは査読のうえ公開します。コメント末尾の日時は投稿時点のものです。用字用語などは当社規定に沿って変更、明らかな間違いや不適切な表現は原文の意図を損なわない範囲で変更します。不適切と判断したコメントは公開しません。公開後の修正・削除もあります。個人情報の入力はご遠慮ください。
  • コメントは本サイトや当社媒体に転載する場合があります。その際、読者から寄せられたことを明示します。
  • 記事への質問は問い合わせフォームをご利用ください。コメント欄に投稿いただきましても回答できません。
  • 投稿の内容について当社は信頼性や適法性を保証しません。トラブルが発生しても責任を負えません。
はてなブックマーク お気に入りに追加 印刷 RSS 文字サイズを小さく 文字サイズを大きく

アクセスランキング(建築・住宅発)

総合トップ建築・住宅土木不動産建設ITNEXT-K会員登録・変更

日経アーキテクチュア日経ホームビルダー日経コンストラクション日経不動産マーケット情報雑誌・書籍・セミナー

ケンプラッツについて推奨環境広告掲載プレスリリース送付RSSについて問い合わせ