能登半島地震(2007年3月25日)、三重県中部地震(4月15日)、新潟県中越沖地震(7月16日)と、今年に入って大きな地震が相次いだ。2005年の福岡西方沖地震は、大地震発生の可能性が低いとされた地域で起きた。「そろそろ関東地方でも……」と危惧する人は少なくないだろう。内閣府中央防災会議は2006年4月、「首都直下地震の地震防災戦略」を発表した。はたして首都圏で大きな地震が起こる可能性は、どの程度あるのだろうか?
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