2014年10月時点の物流施設市況は、東京圏の空室率が前期比+0.1ポイントの4.2%だった。新規供給は12万7000m2で、新規需要は10万6000m2と、需給はおおむね均衡している。坪あたり募集賃料は同+0.3%の4000円だ。一方、関西圏の空室率は同+0.4ポイントの0.9%だった。上昇したとはいえ5四半期連続で1%未満となっており、依然として需給逼迫が続いている。坪あたり募集賃料は同+2.7%の3390円だ。