日本橋1丁目プロジェクト(仮称)の完成予想図(資料:東京建物)
日本橋1丁目プロジェクト(仮称)の完成予想図(資料:東京建物)

 東京建物など4社は9月4日、中央区日本橋1丁目でオフィスと店舗、多目的ホールからなる複合ビルの建設に着手した。地上13階地下2階建て、延べ床面積約2万3000m2の規模で2015年2月の完成を予定している。

 開発名称は「日本橋1丁目プロジェクト」。事業主として東京建物のほか、同社が主に出資する日本橋1丁目開発特定目的会社、伊予銀行、ヒューリックが参画している。

 建設地は日本橋交差点の北側の角地で、地下鉄日本橋駅に直結する。免震構造を採用し、地下1階と地上1階は店舗、2階~3階は多目的ホール、4階~13階は基準階床面積約400坪の賃貸オフィスとする。完成後は伊予銀行が13階の約1000m2に入居し、東京支店と東京事務所を構えることが決まっている。

[開発の概要]
開発名:日本橋1丁目プロジェクト(仮称)
所在地:中央区日本橋1-3-2ほか(地番)
最寄り駅:地下鉄日本橋駅直結
面積:土地2277m2、延べ床約2万3000m2、賃貸可能床約4000坪
構造:S・RC・SRC造、免震構造
階数(地上/地下):13/2
事業主:東京建物、伊予銀行、ヒューリック、日本橋1丁目開発特定目的会社(東京建物のSPC)
設計:大成建設
設計・監理:日本設計
施工:大成建設
用途:オフィス、店舗、多目的ホール
用途地域:商業地域
計画容積率:約1000%
工期:2013年9月~2015年2月(予定)
主なテナント:伊予銀行