閉鎖中のb6
断面図（資料：東急不動産）
エリアマップ（資料：東急不動産）
東急不動産は2013年秋、渋谷区神宮前6丁目の土地2100m2で、飲食・サービス店舗を中心としたマルチテナント型商業施設の開発に着手する。土地は2013年1月に取得した商業施設b6の跡地だ。容積率500％の商業地域と300％の第二種中高層住居専用地域に指定されており、3月時点で閉鎖中のb6が立っている。地下鉄明治神宮前駅から徒歩1分、明治通りに面している。
開発する施設の面積や階数などは未定だが、東急不動産が公開した施設の断面図からは地上11階建て地下1階建てと判断できる。b6は2棟構成で、延べ床面積は6980m2だった。明治通りに面する路面の店舗は、東急プラザ 表参道原宿と同様にメゾネット形式にし、賃貸面積を200坪～300坪程度にする。建物の随所にテラスを設ける。駐車場も用意する。
デザイン設計は蔦屋書店が入居する代官山T-SITEを手がけたクライン・ダイサム・アーキテクツに内定した。東急不動産はプロポーザルコンペを開催し、「ユニークで愛着のわくファサードデザイン」「テラスを活かした空間作り」を評価して、同社に決めた。コンペの作品は公開していない。基本設計は東急設計コンサルタント（本社：目黒区）が手がける。施工者は未定だ。
開発名：神宮前6丁目プロジェクト（仮称）
所在地：渋谷区神宮前6-28-6（住居表示）
最寄り駅：地下鉄明治神宮前駅徒歩1分
面積：土地2165.54m2
用途：物販店舗、飲食店舗、サービス店舗
事業主：東急不動産
設計者：クライン・ダイサム・アーキテクツ、東急設計コンサルタント
施工者：未定
工期：2013年秋～
