三井不動産は1月28日、大阪府吹田市のエキスポランド跡地に計画している大型商業施設の開発着手を発表した。店舗面積9万6000m2の施設を建設。2015年の開業を予定している。

 開発地は大阪モノレール万博記念公園駅から徒歩2分の距離にある17万3000m2の土地。2011年に実施された公募型プロポーザルによって三井不動産が事業者に選定されていた。施設の詳細はまだ決まっていないが、吹田市に提出された環境アセスメントの資料では、ショッピングゾーンを核に複数の娯楽施設などを整備する計画となっている。

 開発地南側ではガンバ大阪の新サッカースタジアムが7月に着工、2015年夏の完成を目指している。エキスポランドが閉園した2009年以降、周辺はひっそりとしていたが、2つの大型施設の誕生によって、再びにぎわいを取り戻すことになりそうだ。

 また、三井不動産は埼玉県富士見市、東京都立川市、大阪府和泉市に計画している3つの大型商業施設の開発着手もあわせて発表した。敷地面積はそれぞれ17万7000m2、9万4000m2、11万4000m2となる。