日本プロロジスリート投資法人は2013年2月14日、東京証券取引所に上場する。物流施設に特化したREIT(不動産投資信託)で、米国系企業のプロロジスが唯一のスポンサーとなる。

 当初の運用資産として、楽天などが入居するプロロジスパーク市川1をはじめとする国内12物件の物流施設を、プロロジスのSPC(特別目的会社)から取得する。取得予定価格は合計で約1730億円、賃貸可能面積は約89万m2になる。

 投資運用にあたっては、プロロジスによるスポンサー・サポートを最大限に活用する。取得予定の12物件のほか、同グループのSPCが所有する8物件について優先交渉権を得ている。投資法人は、プロロジスの子会社であるプロロジス・リート・マネジメント(本社:千代田区)が運用する。プロパティマネジメントは主にプロロジスが手がける。