コンフォリア・レジデンシャル投資法人は2013年2月6日、東京証券取引所に上場する。1月7日、上場承認を受けた。住居系資産特化型のREIT(不動産投資信託)で、東急不動産の子会社である東急不動産コンフォリア投信(旧TLCリアルティマネジメント、本社:渋谷区)が運用する。

 同投資法人は2010年7月、TLCリアルティマネジメントが設立した。東京圏に立地する単身・小家族世帯向け賃貸住宅に重点的に投資していく。投資法人の目論見書によると、コンフォリア東池袋WESTなど48物件は取得済み。上場に際しコンフォリア豊洲など5物件を新たに取得する。当初の運用資産は53物件で、資産規模は取得価格ベースで約712億円になる。

 投資運用にあたっては、東急不動産グループが開発または運用する都市型高級賃貸マンション、コンフォリアシリーズに加え、グループ外からもマンションを積極的に取得していく。ほかにシニア住宅、サービスアパートメント、学生寮などにも投資する方針だ。