日本政策投資銀行は8月22日、物流施設を対象とした環境認証サービスの運用を開始した。DBJグリーンビルディング認証 ロジスティクス版として、取引先の物流施設を評価対象とする。

 評価の視点はエコロジー、アメニティー、リスクマネジメントなど五つ。施設のハード面に加えて、オーナーのソフト面の取り組みや運送会社との連携などをも含めて評価する。同行はオフィスビルの環境認証を2011年4月に開始し、51物件の認証実績がある。

 この間の運用を踏まえて認証の格付けも変更した。従来の4段階の下に、新たにサーティファイド(認定)を設けて5段階とする。これによって、中小規模物件や築年数が経過した物件にも対応できるようにした。