IHIと三菱地所の特定目的会社が共同で開発する豊洲3-2街区ビル計画(仮称)が、日本政策投資銀行のDBJグリーンビルディング認証で最高位のプラチナの格付けを取得した。

 豊洲3-2街区ビル計画は、江東区豊洲3丁目に建設する延べ床面積10万1376m2の免震構造のオフィスビルだ。2014年8月の完成を予定している。浸水対策として電気室などを2階部分に配置するほか、72時間稼働する非常用発電機を備えるなど、防災性能の高さを特徴としている。2011年に完成した隣接地の豊洲フロントも認証を受け、上から2番目に高いゴールドになった。

 7月の日本政策投資銀行による環境認証は3件だ。大成有楽不動産が保有する日本橋馬喰町有楽ビル(中央区日本橋馬喰町、延べ床面積5871m2)は、シルバーの格付けを取得した。

豊洲3-2街区ビル計画(中央)と豊洲フロント(向かって右側) (資料:日本政策投資銀行)