さいたま新都心駅前社有地第二期開発・第1フェーズ(仮称)のイメージ図(資料:片倉工業)
さいたま新都心駅前社有地第二期開発・第1フェーズ(仮称)のイメージ図(資料:片倉工業)

 片倉工業は2012年6月、さいたま新都心エリアの社有地約4万2000m2にショッピングセンターを建設すると発表した。地上4階建ての商業棟と5階建ての駐車場棟からなり、延べ床面積は約10万m2に達する。2015年春のオープンをめざす。総事業費は約120億円を見込んでいる。完成後は自社で運用していく方針だ。

 建設地は、JRさいたま新都心駅から徒歩2分の商業エリアにある。2012年6月時点ではゴルフ練習場や立体駐車場が立っている。片倉工業が所有・運用する商業施設のコクーン新都心と、道路を挟んで向かい合う場所だ。新ショッピングセンターの売り場面積は約3万3000m2で、コクーン新都心の約1.4倍になる。両施設は歩行者デッキで接続する予定だ。

 片倉工業は、JRさいたま新都心駅前の社有地12万7000m2を、3期に分けて段階的に開発している。2004年にオープンしたコクーン新都心は第1期、新たに建設するショッピングセンターは第2期の第1フェーズと位置づけられている。


開発名:片倉工業さいたま新都心駅前社有地第二期開発・第1フェーズ(仮称)
所在地:さいたま市大宮区吉敷町4-263-10ほか(住居表示)
最寄り駅:JRさいたま新都心駅徒歩2分
面積:土地約4万2000m2、延べ床約10万m2
階数(地上/地下):4/0(商業棟)、5/0(駐車場棟)
用途:ショッピングセンター
総事業費:約120億円
事業主:片倉工業
設計者:未定
施工者:未定
開業時期:2015年春(予定)