GAPの旗艦店が入居する「ヒューリック数寄屋橋ビル」。外観は、数寄屋橋の原風景である水辺と柳の情景をイメージした
GAPの旗艦店が入居する「ヒューリック数寄屋橋ビル」。外観は、数寄屋橋の原風景である水辺と柳の情景をイメージした

 GAPの旗艦店が入居する店舗・オフィスの複合ビル「ヒューリック銀座数寄屋橋ビル」が3月1日、中央区銀座4丁目に完成した。設計費と施工費などからなる投資予定金額は約63億円。GAPの店舗は3月3日にオープンする。

 ビルは、晴海通りと並木通りに面した角地に立地しており、数寄屋橋の原風景である水辺と柳の情景をイメージした外観が特徴だ。地上11階地下4階建て、延べ床面積1万1569m2の制震構造の建物で、全館の照明をLEDとした。地下2階部分で銀座駅のコンコースと接続している。

 賃貸可能面積は7200m2、オフィスの基準階貸し室面積は516m2、天井高は3.0mだ。GAPの店舗は1階~4階に入居する。みずほ銀行は1階にATMコーナーを設けるほか、4フロアを賃借する。完成時点で全フロアのテナントが決まっている。


開発名:ヒューリック銀座数寄屋橋ビル
所在地:中央区銀座4-2-11(住居表示)
最寄り駅:地下鉄銀座駅徒歩1分
面積:土地961.36m2、延べ床1万1569.86m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC・RC造、制震、11/4
用途:店舗、事務所
事業主:ヒューリック
設計者:久米設計・大成建設JV
施工者:大成建設・五洋建設JV
工期:2009年2月~2011年3月
投資予定額:約63億円

<訂正> 初出時に「設計費と施工費などからなる投資予定金額は約76億円」と記しましたが、約63億円の誤りでした。(2011年3月14日17時26分)