これからできる大規模ビルマップの一部(クリックすると、マップの一部を表示します)

 東京23区内で2010年以降に完成する延べ床面積1万m2以上の大規模オフィスビルの計画は126棟、総延べ床面積では約760万m2に達することが日経不動産マーケット情報の調べでわかった。

 今回の調査で新たに浮上した計画は26棟で、ここ数年と比べるとやや少ない。ただ、依然として延べ床面積10万m2超の大規模な計画が数多く進行しており、2012年には総延べ床面積244万m2に及ぶビル完成のピークが到来する。

 下のグラフには、ビルの完成予定年別に総延べ床面積と棟数を示した。2010年に完成するビルは31棟、総延べ床面積103万m2で、2009年とほぼ同じ水準となる。ピークとなる2012年に完成するビルは28棟だ。大手町・丸の内地区のほか、JR中野駅周辺や臨海副都心青海地区など、周辺エリアにも広がっている。

(詳しい情報を、5月20日発行の「日経不動産マーケット情報」6月号に掲載します。また、プロジェクト一覧のExcelデータやマップを収録したCD- ROMを5月20日から販売します。詳細はこちらをご覧ください)